2012年9月8日土曜日

SSDの寿命を伸ばそう

Macbook ProのハードディスクをSSDに交換したあと
特になにも考えていなかったが、デフォルトのままだと
SSDの寿命が短くなることがわかった。

さっそく、実施した内容をメモにしておく。

1.Trim の有効化
 サードパーティ製SSDを使った場合、デフォルトでは
 Trim機能が無効化されているとのこと!
 で、「Trim Enabler」 というツールアプリを用いて有効化します。
 (設定状況はシステムレポートで確認できる。画像は変更後の画面)
 ちなみに、搭載するSSDによっては、プチフリ?を起こす
 HWもあるとのこと!なので注意が必要です。
 当方の環境(SAMSUNG SSD 830+Mountain Lion)では、
 問題なく動作しています。(過去記事参照

 Trim Enabler は、Mountain Lion では起動時に、
 「開発元が未確認・・・」といわれそのままでは、
 実行できないので、
 右クリック(又はcontrol+クリック) で表示される
 メニューから[開く] を選ぶと実行可能になる。

 Trim Enabler ダウンロードサイト:http://www.groths.org/?page_id=322

2.noatimeの設定
 今回は、技術的にどこまで有効なのか調べる事が
 出来なかったので設定しない。

3.Journalの設定
 noatime同様、設定変更しない。


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ここからは、「Parallels Desktop 7 For MAC」 にインストールした
「 Microsoft Windows7 Home Premium 64bit 」に設定した情報です。

1.ページングファイル設定
 8GBの物理メモリを搭載(Windowsに3GB割当)しているので、
 ページングファイルは無しでも問題ない筈。

 変更手順は、
 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→
 → 「システムの詳細設定」で「システムのプロパティ」画面を開く
 詳細設定タブをクリックしパフォーマンス欄にある「設定」ボタンを
 クリックする。
 「パフォーマンス オプション」画面が開くので「詳細設定」タブ
 をクリックし仮想メモリ欄の変更ボタンをクリックする。

 ここで、「すべてのドライブ・・・自動的に管理する」チェックボックスを
 無効にしOKで終了する。

 設定後は再起動して確認する。

2.ハイバーネーション設定
 現環境で、設定を解除してハイバネーションファイル ( hiberfil.sys ) を
 削除しても問題ないか確認出来ないため保留。

 変更手順は、管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、
 コマンドプロンプト上で
  「 powercfg.exe□/hibernate□off 」
 を実行する。
 もとに戻すには、

  「 powercfg.exe□/hibernate□on 」
 でもとに戻る。


3.デフラグスケジュール設定
 デフォルト設定だと、デフラグが自動的に行われるので停止する。
 (SSDはデフラグ必要なし)

 変更手順は、ファイルエクスプローラでコンピュータ欄にある
 「 Cドライブ」を右クリックしプロパティ画面を起動する。

 「ツール」タブ を開き最適化欄にある 「最適化する」ボタンをクリックする
 「スケジュールどおりに実行する(推奨)」のチェックを外し画面を閉じる。

 これで、デフラグスケジュールがOFFとなる。


4.ディスクの書き込みキャッシュ設定

 SSDは、ランダムディスクアクセス速度が早いため、ディスクの
 書込みキャッシュは必要ないらしい。

 変更手順は、ファイルエクスプローラでコンピュータ欄にある
 「 Cドライブ」を右クリックしプロパティ画面を起動する。
 「ハードウェア」タブ を開く全ディスクドライブ欄からSSDを選択し
 「プロパティ」ボタンをクリックする。
 
 「xxxSSDxxxDeviceのプロパティ」画面が起動する。
 全般タグにある「設定の変更」ボタンをクリックする。
 さらに画面が開くので、「ポリシー」タブにある
 「ディスクの書き込みキャッシュを有効にする」チェックを外す

以上



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